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【A view of the store in February.】

【A view of the store in February.】

T.K

 

 

こんにちは。

 

 

師走、睦月と

賑やかで騒がしさのある暦が瞬きをするほどの早さで通り過ぎ、

雪が地面に落ちゆく速度のように、

時間はゆっくりと流れる、落ち着いた街並みの如月。

 

 

記憶には新しい激動の寒波の残火と

春を迎えたげな、ほのぼのとした柔らかい日差し、

そして、平年どおりの街を覆う仄暗い曇天が

「我が!」と言わんばかりに、

顔を覗かせは引っ込め合う、そんな時節。

 

 

私達の住むエリアでも、

依然、寒さが拠を据える気候ですが

雪はおもむろに溶け出し、

春へと伸びゆく日差しの日数分、

自然界のありとあらゆる生命に胎動を予感させ、

私達をおのずと内から外へと押し出してくれています。

 

 

店内においては、

信頼を置いた厚みのある衣料は、肩の荷が下り始め、

レイヤードを想起させるサラッとふわりとした軽衣料が

徐々にガラリと空いた席を埋めるようになってきました。

 

 

少しずつですが、

一枚着、薄手のレイヤードの楽しみ方のご準備を

慣らしがてら、イメージを膨らましがてらにでも、

是非、お立ち寄り頂けましたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(今シーズンは各ブランド、思い思いのGREENが際立つラインナップです)

 

 

 

 

 

 

-P.S.-

 

私達のお取り扱いをさせて頂いてるブランドも、それ以外のブランドでも

大なり小なり、年々入荷のサイクルは少しずつ早まる傾向にあります。

 

その背景には、コロナ禍における職人不足をはじめ、

サスティナビリティによって篩をかけ

ブランド数と職人数(工場)の需要と供給のバランスが不安定なのが現状です。

 

利己的に入荷サイクルを早めるのが目的では無く、

「致し方の無いこと」が殆どです。

(中には、ある決められた製造小売業の枠組みとしての意図的なマーケティングや、

ブランド側の安定した生産サイクル条件のプロダクトについては、割愛。)

 

以前、お会いした職人の方からお話を伺いましたが、

「現状メーカーからの希望納期の依頼が続くと、今は回せているが、

10年後、20年後、メイドインジャパンは激減する可能性もあるやもしれない。」

とおっしゃっていました。

 

それを聞いた際に「これは仕方の無いこと。を誰が許容しないといけないのか。」を考えました。

 

もっとも「既存に無いものを作り、量産する」ということは

どれほどの人員と技術に伴う時間を労しているのかという事を、

踏んで頂ければ生産サイクルが早まるのも、やむを得ないことかと思います。

 

10年後、20年後、そのまたさらに先に、

「Where is it made?」と聞かれたら、

我々はそれが、自分の国の洋服であるという事を誇る事や、

その国生まれの特性を、より理解しなくてはならないのだと感じました。

 

それらを含め「自分が着たい洋服を、選び、着続けていられれば良いな。」と思いました。

 

 

皆様のご来店、お問い合わせを心より、お待ちしております。

 

 

商品のお問い合わせや、ご不明な点等ございましたら、

お気軽に店頭の方までお問い合わせ下さいませ。

 

 

-SISTER-

TEL:025-201-9447
MAIL :info@sister-web.jp