barbell object 「bo-24a-j02 cv pp jkt / black」

ハンティングジャケットをベースとしながらも、

上品なパイピングジャケットの要素をミックスさせた

barbell objectの代表作「cv pp jkt」*canvas piping jacket

本作は「barbell object」というブランドを

世に広めた記念すべきファーストモデルの

アップデートモデルになります。

シルエットも引き続き肩幅はジャケットのようにやや狭めで、

身幅はたっぷりとしたサイジングで製作されていますが、

袖の前振りを強めつつ、

袖山を極力削り、ワーク由来な雰囲気から

トラッドなパターンワークに変更しています。

ですが、

より全体的にボリュームを持たせる事で、

過去作よりも貫禄と荒っぽさが生まれ、

このジャケットの持つ雰囲気をさらに底上げしています。

様々なトップスの上からざっくりと羽織れる荒々しいフィッティングは、

年間を通してスタイリングに取り入れて頂けることでしょう。

そして素材には継続して鞄用の8号帆布を使用する事で、

無骨な印象を与えていますが、

ジャケットを構築させるステッチワークは

それと相反するようにドレス由来の細かいステッチを採用する事で、

異なる種を合理的にミックスさせています。

運針や糸番手の設定は、細かすぎぬものの、

製作する上での実現可能範囲で気品を目指して製作されています。

パターンワークもワークウェア由来の平面的なものではなく、

実現可能な範囲でテーラーの立体的な成形手段を選択しており、

厚手のこの生地を縫い切る握力や指圧、

針も折れやすく忍耐力が求められるプロダクトとなっています。

また、

ファーストモデルは硫化染めでの仕上げとなりましたが、

パイピングの脆化を軽減させる為に、

本作では染料の調整を行い

程よくパイピングが程良く パンクする程度の調合、

時間や乾燥方法を改めて、

より時間と手間をかけてこの雰囲気を完成させています。

ディテール面でもアップデートを行なっており、

ウォームポケットは片玉縁から、

10号のファスナー仕様で、切りっぱなしのパンクした状態で仕上げてます。

さらにファーストモデルは top釦は925silverでしたが、

ファスナーの存在感が強い為、

今回は水牛ボタンに変更を行なっており、

襟を立たせることで存在感を放つ、

スタンドカラージャケットとしての活用性をより実感して頂けます。

スモーキングやエドワードの高貴なヨーロッパ由来の要素と、

アメリカのワークウェアの要素が共存された

barbell object の世界観が凝縮されたプロダクトです。

*本プロダクトに限りブランド側の意向で、
オンラインサイトからカート販売はご利用出来ません。

通信販売自体は承っておりますので、
どうしても店頭に足をお運び頂く事が難しい方は、
お電話（025-201-9447）までお問い合わせをお願いいたします。

メール、DMからの通信販売も承っておりますが、
ご対応に少々お時間を要しますので、
予めご理解の程、宜しくお願いいたします。