CIOTA「スビンコットン タイプライター バンドカラーシャツ / ペンシルストライプ」

糸の選定から生地を織り上げるまでの全工程に拘った
スビンコットンのタイプライターを使用した「 バンドカラーシャツ 」

超長繊維のスビンコットンな上に80単糸という
細い糸を限界まで打ち込んでいる為、
織り傷が目立ちとても採算性の悪い素材ですが
そう言った織り傷を検品ではじき、
綺麗に織り上がった生地のみを採用したタイプライター素材を使用しています。

CIOTAではこのアイテムをタイプライター生地のハリ感、
でもスビンコットンの柔らかくて滑らかでしなやかさが
両立する生地で製作しています。

さらにこのタイプライター生地はスビンコットンの特徴を
最大限に生かすリング紡績糸を使用しています。

＊リング紡績の特長は撚りが入っていない部分はほぼ無く、
糸全体に均一な撚りが入ります。

毛羽がでるため、
生地にした際にとても柔らかな手触りになります。

スビンのリング紡績糸は毛羽が長く本来、
高密度織物には毛羽が絡んで織難いので不向きな糸と言えます。

理由は織物を織るとき、
糸の張力と糸同士の擦れで糸は切れやすいからです。
高密度織物に糸密度の限界があるのはその為です。
限界を超えると糸の擦れと糸切れで品質が落ち、
織物にならなくなるそうです。

CIOTAのタイプライター生地は
職人の長年の経験から
毛羽を抑える丁寧な糊付、
製織スピードを最大限に落として生産されており、
仕上げ加工はスビンの特質が最大限に生きる様に、
不要な樹脂は使用せず糸本来の良さが際立つように加工をされております。
そんな素晴らしい糸からつくったCIOTAのシャツの
縫製仕様で重要なのは巻き縫い部分です。

巻き縫いはシオタの真骨頂。

CIOTA独特の立体感、シルエットは
CIOTAのスビンコットンタイプライターのハリ感、
この巻き縫いからくるパッカリングだからこそ成り立ちます。

ハリコシのあるタイプライターならではの特性と、
滑らかさとしなやかさの特性を持つスビンコットンの特性を両立した素材で、
縫製は細い番手、細かい運針でドレスの様な仕立てにしながらも、
この巻き縫いでカジュアル感をも演出する
綺麗な上品さとカジュアルが同居した仕上がりとなっています。

今作もまた、
究極の着心地を追求した、
ブランドのアイデンティティーを体現するモデルになっています。

-素材/カラーについて-
生地はCIOTAエクスクルーシブの
スビンコットンのタイプライター素材になります。

上品な光沢とハリコシがあり、
スビンコットンの柔らかさ、滑らかさが際立つ素材です。

*CIOTAのコットン生地は、全て自社開発のオリジナルです。

原料にしているのは、インド南部でのみ栽培され、
世界の綿の生産量においてわずか数パーセントしか収穫できないという
最高級の貴重な超長繊細綿、*スビンコットンが使用されていて、
これはCIOTAのエクスクルーシブ生地です。

その光沢はシルクのようで、肌触りのなめらかさは、
カシミアに引けを取りません。

良質な生地は、ひらめきをもたらします。

CIOTAのデザインはトレンドではなく、
生地からのインスピレーションに従ったもの。
シンプルなデザインは、生地の個性を際立たせるため。

自社工場での縫製によって、
素材を活かした、ベーシックなコレクションを製作しています。

*スビンコットン
インド原産のスジャータ（SUJATA）綿と、
カリブ海の島国であるセントビンセント（St.VINCENT）で栽培されている
海島綿との交種で、それぞれの頭文字をとって
スビン（SUVIN）と名付けられました。

超長繊細綿に分類され、
とても長く細い繊維のため、
毛羽が少なく滑らかな肌触りの糸を作ることが出来ます。

また、手摘みによる収穫が最高の品質を維持しているのも特徴です。

-デザインについて-
1885年創業のシャツを主体としたアメリカブランドの
1960年〜70代頃のバンドカラーシャツをオマージュして製作しています。

-サイズ 4(S)-
着丈 : 約 73cm
身幅 : 約 56cm
肩幅 : 約 47cm
袖丈 : 約 60cm



-サイズ 5(M)-
着丈 : 約 75cm
身幅 : 約 59cm
肩幅 : 約 48cm
袖丈 : 約 61cm

COTTON 100% *SUVIN COTTON