ESSAY 「 C-1 : CINEMA DENIM COAT 」

極大な身幅や肩幅、

それに合わせた極太のアームホールと袖丈など

インパクトのあるビッグシルエットが特徴の「CINEMA DENIM COAT」

USのN-3Bフライトジャケットを原型に

実物には存在しないステンカラー仕様を採用し、

ミリタリー特有の無骨なディテールと

仕立ての良いステンカラーが見事に融合した、デザインコート。

アウトラインは、

以前展開をしていた「CINEMA COAT」を引用。

今回は、13ozのデニム素材にバイオウォッシュ加工を施し

ヴィンテージライクな表情を表現することにより、

あくまで “デイリーウェア” を追求しています。

また、

背面にはESSAYの定番のウッド柄プリントを施しアルチザンな趣きを演出しています。

重量感がありながらも、

着る人の体型によって見え方の変わるサイズで遊ぶヘビーアウター。

襟元はチンストラップが付属され、

スタンドカラーとしても機能し、

袖は捲り上げても、そのまま下ろしても、

その日の気分で調整が可能です。 

ポケットは見た目通り、

バッグいらずの充分すぎるほどのサイズとインパクトがあります。

打ち込みの強いオールブラックのヘビーオンスなデニム素材は

臆する事無くヘビーデューティーに着用していく事が出来るので、

経年変化も期待出来ます。

勿論、ご家庭での洗濯も問題ありませんので、

コシが抜け、色褪せていけるくらい

ガシガシと飽きずに着ていくことができたら

その表情は素晴らしいものになるでしょう。

この素材感を落とし込んだ、

ビッグシルエットは

どっしりとした重厚感がありスタイリング時の存在感は抜群です。

着丈、身幅、アームホールと、

見た目通りのフィッティングで

今時期のインナーにローゲージニットや厚手のスウェット、

春先のシャツなど、インナー次第によって

春秋冬の3シーズンの長い目で着用が見込めます。

23SSシーズンでは欧州映画の中で目に映る脇役・若手芸術家、

そんな人物の個性溢れる衣装をインスピレーションにデザインされた

シネマコートとして解釈をしています。

古着のような肌に馴染む素材性と

表面のオーバーシルエットや背面のプリント、

両A面のバランス感が印象的な、

長く付き合っていきたい一着となっています。