Midorikawa「MID24AW-BL05 BORO JACKET」

ボロ切れ状に加工された5種類の素材を、

360度においてパッチワークやドッキングを施し

ジッパー、レース、テープ、ハトメ、フリンジ、あらゆるパーツを組み合わせて

MIdorikawa 独自の世界観を深く落とし込み

数多くの作品の中でも、特に衝撃的な印象を残しているアートピース「BORO JACKET」





構造としては、

裏地に袖と裾リブを取り付け、裏地のみで一枚のトップスを骨組み

その上から多種類のボロ素材を張り巡らせた構成方法で、

既存の洋服の作りという概念を超えた製作方法となっています。





古い時代のハンディングジャケットがベースとなっている為、

フロントにはハンドウォーマーポケットがレイアウトされ、

バックにも上下2つのゲームポケットを使用した、

収納力に優れた機能的な仕上がりとなっています。





シルエットはリラックスしたボクシーなフィッティングで

幅広いインナーチョイスを見込めるサイジングに設定しています。





個性的なディテール達に負けない

迫力のあるLAMPO Wジップも目を惹かせており、

シグネイチャーディテールである断ち切り仕様のディテールや、

大きく垂れ下がるユニークな平紐テープなど、

随所にMidorikawaらしさが落とし込まれたジャケットで、

アヴァンギャルドなマテリアルの華やかさの中に、

繊細なディテールの数々が

どこかマスキュリンさを感じさせる、

Midorikawaならではの調合具合となっています。





日本古来のボロの文化と

西洋のマテリアルやパーツが組み合わさった

唯一無二な感触に仕上げたデザインは、

他には絶対に無い Midorikawa だけの「作品」と呼べる仕上がりで、

ハンガーに吊るされているだけで存在感を放つその佇まいに、

思わず袖を通してしまいます。





強く惹きつけれる圧巻の佇まいでありながらも、

不思議と様々なスタイリングに馴染むので、

是非積極的に取り入れてみて下さい。