T.T 「Lot.606 HOODED SWEAT SHIRT - LOGWOOD DYED GRAY」

美しい杢調の素材と染色技術を活かし

生地への再構築と再解釈を図った

唯一無二の美しい褪色具合が特徴的な「後付けパーカー」




ヴィンテージクロージングの業界の人たちの中で

「後付けパーカー」と呼ばれるものがあります。





スウェットに無理やりフード部分のみが後から付けられたもので、

現代のパーカーの始祖のような服。




そんな始まりのある歴史的な服をデザイナー髙橋大雅なりに再解釈し、

デザインとして落とし込んでいます。




丸胴の裏毛は和歌山県にある希少な吊り編み機で作成し、

当時のリバイバルとして、

USA コットンを使用することで、

ドライな質感を持つ独特な風合いの生地になっています。





大正時代に日本に入ってきた吊り編み機は、

現在、世界で唯一、和歌山県のみで稼働しており、

1時間に1メートルしか編むことが出来ない為、

とても非効率ではありますが、

弛まぬ労力と時間をかけることで空気も一緒に編み込んだ様な

程良いムラ感と独特な風合いの生地に仕上がります。





特徴的な、植物由来の天然染料で染められた技法は、

古くから用いられた製法で

経年変化で色落ちしたような風合いを演出しています。





当時の時代背景や装い、そして所作を、

丁寧にゆっくりと時間をかけ、私たちに思い起こさせる、

T.Tの提唱する「侘び寂び」を感じられる美しいプロダクトになっています。

– 40 ( L ) –
着丈: 約 56cm
身幅: 約 58cm
肩幅: 約 55cm
袖丈: 約 55cm


– 42 ( XL ) –
着丈: 約 59cm
身幅: 約 59cm
肩幅: 約 56cm
袖丈: 約 56cm


*写真の着用者は 170cm / 58kg で「 サイズ 40 ( L ) 」を着用しています。

素材 : ALPACA 50% WOOL 50%